米経済誌フォーブスが12日、2016年度「死後、最も高収入のセレブたち」リストを発表。09年に死去したマイケル・ジャクソンさんが今年、総額8億2500万ドル(約825億円)の収入で1位となっていることがわかった。

 マイケルさんの遺産は主に、SONYと折半で出資している著作権管理会社「SONY/ATVミュージック・パブリッシング」への投資によるものが大きい。同社はビートルズやジミ・ヘンドリックス、ボブ・ディランらの曲の版権を所有していることで知られる。

 フォーブス誌は、マイケルさんの遺産管理人が今年3月、所有していた版権の半分を7億5000万ドル(約750億円)で売却したことで、2016年度の番付のトップとなったとしており、マイケルさんの税引き前の年収8億2500万ドルは、生きているセレブによる年収も含め、最高額だという。

 以下、2位はスヌーピーが登場する漫画「ピーナッツ」で知られるチャールズ・シュルツ氏(4800万ドル 約48億円) 3位 アーノルド・パーマーさん(4000万ドル 約40億円) 4位 エルビス・プレスリーさん(2700万ドル 約27億円) 5位 プリンスさん (2500万ドル 約25億円) 6位 ボブ・マーリーさん(2100万ドル 約21億円) 7位 絵本作家のセオドア・ガイゼル氏 (2000万ドル 約20億円) 8位 ジョン・レノンさん(1200万ドル 約12億円) 9位 理論物理学者のアルバート・アインシュタイン氏(1150万ドル 約11億5000万円) 10位 モデルのベティ・ペイジさん(1100万ドル 約11億円)となっている。(ニューヨーク=鹿目直子)