はるかぜちゃんこと声優でタレントの春名風花(15)が、殺害予告および爆破予告を受けていた舞台を無事に終えたことを報告した。

 春名はこれまでネット上で誹謗(ひぼう)中傷や暴言、さらに殺害予告もたびたび受けてきたが、20日にもツイッターで「なんか事務所とか舞台の方に、めっちゃ殺害予告来てるらしいwけど 忙しいので構ってるひまないです。ごめんね!」とツイートしていた。

 春名は21日~25日まで舞台「プリンセス・アジェンダ」に出演。同舞台の運営サイドは春名への殺害予告に警戒し、公式サイトやSNSで「本日より上演される本公演ではセキュリティ強化のため、入場時、手荷物検査の実施と防犯用の記録カメラを設置させて頂きます。また、会場付近では、私服警官が巡回しております。お客様にはご不便とご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご協力の程よろしくお願いいたします」と呼び掛けていた。

 春名は26日にツイッターで「全公演無事に終了しました!」と報告。「大きなパトカーがとまってたり、手荷物検査があったり、いろんなことがありました」と物々しい雰囲気の中で公演が行われたことを伝えるとともに、「ご協力いただいたお客さま、朝から深夜まで警備にあたってくださった渋谷署のみなさま、毎日ぼくとキャストとお客様の安全を全力で守ってくださったスタッフのみなさまには感謝しかありません」と感謝の気持ちをつづった。

 また春名は「ぼくの事殺したいくらい 嫌っている人はたくさんいたけど ぼくの芝居をたのしみにしてくれる人も きっとどこかにいるはずだって 信じて歩き続けていたら 居場所がたくさんできました」との思いをつづり、殺害や爆破を予告した人物に対し「爆破予告をしてきたあなたにも好きなものややりたいことはあったでしょう 悪意に負けてたくさんの人を傷つけてその道を閉ざすことのないように前だけをみて歩いてください そして、いつかあなたが壊そうとした舞台をみにきてください」と呼び掛けた。