年末に解散したSMAPの木村拓哉(44)主演のTBS系連続ドラマ「A LIFE ~愛しき人~」(日曜午後9時)の29日第3話の平均視聴率が13・9%(関東地区)だったことが30日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は14・2%、第2話は14・7%だった。

 木村はグループ解散後、1人の俳優として初めて挑む同ドラマで職人肌の外科医を演じる。これまでさまざまな役柄を演じてきた木村だが、医師は初めての役どころだ。数々の主演ドラマで高視聴率をたたき出してきた木村と、人気ジャンルでもある医療ドラマのタッグは、再出発を図る木村の代表作となるか、その視聴率が注目されている。

 第3話は、精力的に論文に取り組む深冬(竹内結子)は、難関といわれる小児外科の指導医を目指していると沖田(木村拓哉)に語る。

 ある日、女の子が腹痛を訴えて受診にきた。他の病院では心因性と診断されたが違うのではないか、と不安がる母親。深冬は沖田の協力を得て原因を特定、手術を決断する。ところが、前に診察した医師が学会のトップだったことから、院長の父虎之介(柄本明)に手術を止められてしまう、という内容だった。