1月スタートの連続ドラマ、日本テレビ系「視覚探偵 日暮旅人」(日曜午後10時30分)の19日第5話の平均視聴率が9・4%(関東地区)だったことが20日、ビデオリサーチの調べでわかった。前週第4話は7・7%だった。

 同作は15年秋に放送され、高視聴率を獲得したスペシャルドラマの連続ドラマ化で、松坂桃李(28)が堤幸彦監督と再びタッグを組む。松坂は、視覚以外の4つの感覚を失った一方、においや感情などを全て目で見ることができる特殊能力で事件を解決する“探し物探偵”日暮旅人を演じる。

 第5話は、事件現場で刑事・白石(吹越満)を見た旅人(松坂桃李)は、白石こそが20年前に自分を誘拐、監禁した犯人であったことに気づく。そんな中、旅人の主治医・榎木(北大路欣也)が、耳の聞こえない静香(三吉彩花)のために、彼女がファンだというミュージシャン・犬飼啓(吉田栄作)の行方を探してほしいと依頼する。早速犬飼を探す雪路(濱田岳)と亀吉(上田竜也)は、麻薬取引の元締め・リッチー(北村有起哉)から、犬飼がドラッグの売人だと聞く。目を守るために雪路たちに任せるとしていた旅人だが、犬飼がリッチー絡みの売人だと聞いた途端、捜査に参加すると言い出す、という内容だった。