1月スタートの連続ドラマ、日本テレビ系「東京タラレバ娘」(水曜午後10時)の22日最終話の平均視聴率が11・1%(関東地区)だったことが23日、ビデオリサーチの調べでわかった。全話通しての最高は初回の13・8%で、最低は前週第9話の8・5%だった。

 吉高由里子(28)がNHK朝ドラ「花子とアン」以来2年ぶりのドラマ主演を務めた本作は、180万部突破の東村アキコの人気漫画が原作。「キレイになっ“たら”もっといい男が現れる!」「好きになれ“れば”ケッコンできる!」と言い切るヒロインが、厳しい現実にブチ当たって悪戦苦闘しながら恋に仕事に奔走する。リアルな女心を描き、心にグサグサ突き刺さるセリフがアラサー女子の共感を集めた。

 最終話は、KEY(坂口健太郎)の落胆した姿を見た倫子(吉高由里子)は放っておくことができず、家に泊めてしまう。早坂(鈴木亮平)に嘘をついてしまったことを後悔しながらも、KEYに心惹かれている自分に気づく倫子。一方、あらためて婚活をスタートさせた香(栄倉奈々)の前に、彼女と別れたと言う涼(平岡祐太)が現れ「もう1度ちゃんとつきあいたい」と告げる。そして、丸井(田中圭)との不倫関係を終わらせた小雪(大島優子)だったが、街で子連れの丸井と遭遇する、という内容だった。