女優永野芽郁(17)が25日、東京・港区のTOHOシネマズ六本木ヒルズで、初主演映画「ひるなかの流星」(新城穀彦監督)の公開記念舞台あいさつを行った。

 24日の公開日に全国273館で7万人以上を動員するなど、女子高生の間で“ひるなか旋風”を巻き起こしている話題作。地方から東京の高校に転校してきた女子高生(永野)と同級生(白浜亜嵐)、担任教師(三浦翔平)の三角関係をさわやかに描いている。

 初主演の大役を務めた永野は撮影のプレッシャーなどで「すごくつらかった」と振り返った。だから、無事に公開を迎えたことを「すごくホッとしている」と笑顔で語った。

 イベント中、原作者やまもり三香さんからの手紙が読み上げられると、今度は大泣き。喜怒哀楽がストレートな永野のことを、三春さんは手紙で「表裏のないポジティブな芽郁ちゃんは、まさに(主人公の)与謝野すずめです」とたたえていた。

 最後のあいさつで、永野は「自分の初主演作が、この作品で良かったと心から思っています。誰が何と言っても私の代表作です」と宣言した。

 イベントの模様は全国の119スクリーンで生中継も行った。