脚本家橋田寿賀子さん(91)が理事長を務める橋田文化財団が日本人の心や人と人とのふれあいを温かくとりあげてきた番組と人を顕彰する「第25回橋田賞」が1日、発表された。

 大賞は該当なしで、橋田賞はNHK「夏目漱石の妻」、TBS「ふつうが一番~作家・藤沢周平 父の一言~」、東海テレビ「人生フルーツ」、NHK「おかあさんといっしょ」「ピタゴラスイッチ」などを制作したNHKこども幼児番組、2時間のシリーズものや単発ドラマなどの船越英一郎、TBS「逃げるは恥だが役に立つ」の新垣結衣、新人賞はNHK「とと姉ちゃん」の高畑充希、特別賞はフジテレビ「鬼平犯科帳」の中村吉右衛門、TBS「魔の731部隊」などドキュメンタリー番組を制作した吉永春子さん(故人)が受賞した。授賞式は5月10日に行われる。