星野源(36)が8日、東京・新宿バルト9で行われた主演のアニメ映画「夜は短し歩けよ乙女」(湯浅政明監督)公開記念舞台あいさつで、ヒゲが生えないタイプだと明かした。

 星野は、この日、ともに登壇したロバート秋山竜次(38)のアゴを、まじまじと見詰めた。劇中で演じたパンツ総番長のコスプレをした秋山のアゴには、あごひげを模した濃いドーランが塗られていた。秋山から「鼻から下にドーランを塗ります?」と聞かれると、星野は「僕もヒゲが生えないタイプなので、ちょっとやりたい気持ちはあります」と、まんざらでもなさそうだった。秋山に「やめておいてください」と言われると「すみません」と言って、笑った。

 星野は、秋山の言葉巧みなギャグが、すっかりツボにはまったようだ。秋山が降壇の際に、映画のタイトルに引っかけて「夜は短いかもしれないですけど(公開期間は)別に短くないので…期間長し 来てよね お客」、「(舞台裏に)我々戻りし ください 拍手」、「階段降りし、気を付け つまづき」と、相次いでギャグを繰り出すと「さすがですね」と絶賛。自身が、せっかく「最後の方に、めくるめく世界になる。楽しみにしてください」と鮮やかに締めた舞台あいさつを、ゆるめかねない秋山のジョークにも、大爆笑していた。【村上幸将】