女優有村架純(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(午前8時)の20日の平均視聴率が18・9%(関東地区)だったことが21日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は11日放送の第8話の20・4%。

 同ドラマは東京五輪が開催された1964年から始まる物語。集団就職で茨城から上京するヒロインの青春を描く。有村の朝ドラ出演は、ヒロインの母の少女期を好演した13年度前期「あまちゃん」以来2度目。

 20日は、先日の奥茨城村の聖火リレーのニュースがテレビで放送されることになり、みんなで谷田部家に集合して鑑賞する。ランナーだったみね子(有村架純)、時子(佐久間由衣)、三男(泉沢祐希)だけでなく、家族たちも映り、その時の感動を改めて思い出すみね子たち。そして、それから数日後、東京オリンピックが開幕。みね子は開会式のテレビ中継を見ながら、ある決意を固める、という回だった。