テレビ朝日系の天海祐希(49)主演の連続ドラマ「緊急取調室」(木曜午後9時)の20日初回の平均視聴率が17・9%(関東地区)だったことが21日、ビデオリサーチの調べでわかった。  

 3年ぶりの第2シーズンで、田中哲司、でんでん、大杉漣、小日向文世ら、おやじ度の高い“キントリ”メンバーが再集結した。天海は3年前と同様、今回も髪を25センチ切って女刑事・真壁有希子役に臨んでいる。

 初回は、宅配便の配達車の中から、配達員の遺体が見つかる。死因は薬物による中毒死。運転席で、傘を差したまま死んでいた。そんな中、白河民子(三田佳子)という年老いた女が自首してくる。ところが、民子は数時間と経たないうちに、自首した記憶さえ曖昧な状態に。しかも車内の指紋はいずれも民子と一致しなかった。この事件は重要案件に指定され、真壁有希子(天海祐希)ら緊急事案対応取調班(通称キントリ)が取り調べを担当することになる、という内容だった。