TBSで毎週日曜午後9時から放送している日曜劇場「小さな巨人」に出演している佐々木希の役柄について詳細が22日、判明した。

 これまで謎の女役と公表していたが、その正体は会員制バーのオーナー・山本アリサ。アリサは第1話の誘拐事件の引き金となった風見京子の死の真相を握っていた! 事件を追う香坂(長谷川博己)たちはアリサが真相を握っていることに気づき、バーを訪れるが…。果たして、佐々木演じるアリサは何を隠しているのか!?

 先日佐々木は結婚を発表、数日後にドラマの撮影が行われた。現場ではキャスト・スタッフから佐々木に向けて一斉に「おめでとうー!」と祝福の声が上がり、拍手の嵐に! 目を丸くして驚く佐々木は、長谷川から花束を渡されると恥ずかしそうに「ありがとうございます」と一言。さらに安田顕が「私の役名“渡部”っていうんです(場内笑)。これだけ言いたかったんです。他人事に思えなくって…」と話すと、「私も台本を見たとき“あっ”って思いました(笑)」と一番の笑顔で応えた。

【ドラマ概要・第2話あらすじ】

 「小さな巨人」は、これまでの謎解きを重視した本来の警察ドラマとは一線を画した、今までにはない“リアルな警察の姿”そして“人”を写し出し、警視庁と所轄の確執、警察内部の戦いを克明に描く警察エンターテインメント。

 所轄刑事として捜査一課長の小野田(香川照之)と戦う覚悟を宣言した香坂(長谷川博己)は、ゴーンバンク社社長・中田和正(桂文枝)誘拐事件にはまだ裏があると考え、風見京子(富永沙織)の自殺について捜査をするため、渡部(安田顕)と共に現場となったビルを訪れる。そこは、京子の元恋人で、中田の息子・隆一(加藤晴彦)が経営するナカタエレクトロニクスのビルであり、ゴーンバンク社が新たに開発した防犯カメラが使用されていた。香坂は、ビルの防犯管理担当・池沢菜穂(吉田羊)から話を聞くも、新たな情報を得ることができずにいた。そこで、小野田の指示で共に捜査をしていた山田(岡田将生)にあることを頼む。