英歌手ポール・マッカートニー(74)が27日、「ワン・オン・ワン」日本ツアー東京ドーム3日間公演(日刊スポーツ新聞社など主催)をスタートさせた。

 機材調整のため、予定より約30分遅れの午後7時ごろから開始。ポールが「コンバンハ、トーキョードーム」とあいさつすると、会場から大歓声が上がった。

 日本ツアーは66年にザ・ビートルズが初来日公演を行った伝説の地、日本武道館で25日に開幕。2年ぶりの東京ドーム公演は、2日前の武道館公演と構成を変えて臨んだ。

 オープニング曲「ハード・デイズ・ナイト」は変わらなかったが、「Can't Buy Me Love」「NEW」など、武道館で披露しなかった曲は12曲に及んだ。2時間半以上にわたり、武道館より8曲多い計39曲を披露。冒頭で「コンカイモ、ニホンゴガンバリマス。オス! オス!」と約束した通り、「ミンナ、ゲンキ?」「ミンナダイスキ」などと、何度も日本語で会場に語り掛け、ファンを喜ばせた。

 この日はナンシー夫人(57)も来場した。

 明日29、30日も東京ドームで公演を行う。