米俳優ニコラス・ケイジ(53)が、ブルガリアで新作映画「#211」を撮影中に事故に遭い、足首を骨折した。米バラエティー誌によると、事故の状況など詳細は不明だが、緊急帰国してロサンゼルスの病院で治療を受けたという。撮影地ソフィアにある病院に運ばれたケイジは、すぐに手術が必要だと医師に告げられたが、帰国して治療を受けることを希望したと伝えている。関係者によると、ケイジは米国で療養中で、現場復帰には2週間ほどかかるという。

 ヨーク・アレック・シャクルトン監督がメガホンをとる同作で、ケイジは銀行強盗を止めようとする警察官役を演じており、自身の息子ウェスティン・エジも出演している。事故について、ケイジの広報からの正式はコメントは出ていない。(ロサンゼルス=千歳香奈子)