木村拓哉(44)が29日、東京・有楽町の丸の内ピカデリー1で、主演映画「無限の住人」(三池崇史監督)の初日舞台あいさつを行い、共演した市川海老蔵(39)とのやりとりで笑わせた。

 海老蔵は今月12日のブログで、JR東京駅で木村に偶然会ったことを明かしていたが、この日は当日の様子の詳細を明かした。

 海老蔵はもともと、公開初日舞台あいさつには出席予定ではなかった。ところが東京駅で「『海老蔵、海老蔵!』って呼んでくる人がいて、変な人にからまれたのかと思って振り向いたら、木村拓哉がいた。新幹線で会っちゃったんで、(今日は)ここに来ることになった。大スター、木村拓哉の魅力が引き寄せました」。

 さらに海老蔵は、何度も「おい、海老蔵…」と木村の言い方をまねて、撮影中のエピソードも紹介した。すると木村は「そんな言い方してないよ! 裏で話してたまんま話すなよ」と苦笑いしつつ「海老蔵の参加は初めてなんで」とキャンペーン、プレミアイベントに参加できなかった海老蔵との再会を喜んでいた。

 映画公開までキャンペーンのため、全国10都市を回ってきた木村は「今日をもって『無限の住人』は客席の皆さんのものになるので、どうか、かわいがってやってください」と、感慨深げだった。

 舞台あいさつには、ほかに杉咲花、福士蒼汰、市原隼人、戸田恵梨香、満島真之介も出席した。