乳がん闘病中の小林麻央(34)が、「教えてください 助けてください と口に出すことが大切だと改めて感じています」と、周囲に頼ってでも病と闘おうとする前向きな気持ちをつづった。

 伝統芸能の世界で夫を支える妻として、そして幼い2人の子どもを育てる母親としての理想像に近づこうを思うあまり“甘え下手”であることもこれまでのブログで明かしていた麻央。昨年11月のブログでは、「自分の心身を苦しめたまでのこだわりは失ってみると、それほどの犠牲をはたく意味のあるこだわり(理想)ではなかったことに気づきました。だって、皆、いてくれたんだから。前からずっと。甘えていれば、全て失わなくて済んだかもしれないのだから」との思いをつづっていた。

 しかし9日のブログでは、体調が悪化して固形物の食事がままならない状況の麻央のために、姉でフリーアナウンサーの麻耶の友人からアドバイスを受けて、病院食を三分粥に変えてもらったところ「少しずつ食べられました」と報告。食事が喉を通ったことに「まだ知らないけれど できる工夫は残されている あきらめたり、現状に甘んじているのは もったいないと学びました」と思いを改めた。

 その学びから、「どんなにつらくても、苦しくても、誰かがその様子をみて何とかしてくれたり、助けてくれるわけではない、自分から、何がつらいのか何が苦しいのか、何を助けて欲しいのかを伝えて、教えてください 助けてください と口に出すことが大切だと改めて感じています」と思い至ったようだ。