NHKの子ども向け番組「おかあさんといっしょ」で、子どもだけでなく母親からも人気を集める「うたのお兄さん」。その過酷なスケジュールや厳しい契約条件、さらに月収が紹介され、驚きの声があがった。

 11日放送のフジテレビ系「バイキング」では、11代目うたのお兄さんをつとめた「だいすけお兄さん」こと横山だいすけが30日放送をもって卒業したことで、悲しむ母親たちが続出する“だいすけロス”現象が起きたことを紹介した。

 また、番組ではうたのお兄さん・お姉さんの“厳しい掟”も紹介。「恋愛禁止」や「NHK以外のテレビ番組出演禁止」をはじめとして、海外旅行やスキー、自動車の運転も禁止されているという。また、イメージを損なわないために、派手なネイルをしたり、立ち食い、ななめ横断、新宿・歌舞伎町を歩くことなど、細かい禁止事項があるそうだ。

 さらにスケジュールも過密で、月~水は番組収録、木曜日には翌週の番組収録リハーサルが行われ、金曜日には歌の収録、そして土日はコンサートと、休みナシの週もあるという。

 坂上忍は「ここまでの掟があって、これだけ拘束もされてたら、相当(のギャラを)もらってないと割に合わない」と指摘したが、給料はNHKの契約社員あつかいだそうで、月収30万円だと明かされると、出演者たちからどよめきが起こり、タレントの薬丸裕英も「これ、キビシイね…」と驚きを隠さなかった。