フジテレビ系の小栗旬(34)主演の火曜ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」(午後9時)の23日第7話の平均視聴率が8・7%(関東地区)だったことが24日、ビデオリサーチの調べでわかった。前週第6話は10・2%だった。

 小栗と西島秀俊(46)の本格派俳優2人が民放連ドラ初共演する話題の作品。「SP」シリーズなどを手掛けてきた金城一紀氏が、5年前から小栗をイメージして原案・脚本を準備してきた骨太アクションエンターテインメントだ。人に言えない過去を持つ公安機動捜査隊特捜班の面々が、警察ドラマの常識を越える規格外の事件に挑んでいく。1年半前から練習を積んできたという小栗と西島の、本格的なアクションも見どころ。

 第7話は、平成維新軍がテロを思わせる犯行予告を出し、特捜班は阻止するように命じられる。ハッカー時代に平成維新軍の前身組織にいた大山(新木優子)が調べた情報によって、特捜班はメンバーの坂本(今井悠貴)を拘束。しかし、テロ計画については決して口を割らない。一度は諦めかけそうになる大山だったが、稲見(小栗旬)が発した“ある言葉”を受け、再びパソコンに向かう、という内容だった。