フリーアナウンサーの小林麻耶(37)が27日、都内で著書「まや道~向かい風でも笑顔の理由~」の発売記念ハイタッチ会を行った。

 同書は昨年5月に発売されたが、同時期に麻耶が過労で休養に入り、イベントの開催も先送りされていた。休養後、初の公の場で、約一年越しのイベント開催に「私は何とか元気を取り戻すことができました。ブログにたくさんの方からコメントをいただいて、お会いするのが楽しみです」と話した。休養に入ったことについては「今、振り返ると、つらかったのかなと思います。当時は病室にいる妹(小林麻央)に少しでも元気を与えられたらいいなと思っていた。でも生放送中に倒れて、相当気持ちを押し殺していたんだなと初めて知りました」。

 麻耶と同じく、麻央もブログを開設し、日々の生活をつづっている。「妹は病院の先生から『がんの影に隠れないで』という言葉をいただいて、その帰り道にブログ開設を決心したんですけど、本当に妹の支えになっていて、勇気と希望をすごくいただいているんです」と話した。闘病中の麻央の姿には感心しているようで「本当に妹はすごいな、強いなと思います。何度も危険な状態になったことがあったんですけど、それをいつも乗り越えてくれて、支える側でいるはずなのに、いつの間にか引っ張ってもらっているような、常に明るいので、そこに救われています」。

 麻央には昨日も会ったといい、「ほぼ毎日会っています。その日によって体調が違って、話ができる日もあればできない日もある。行ってみた状態で、話せると思ったら話します。(麻央が)『ハイタッチ会頑張ってね』って応援してくれましたし、1年越しの開催をすごく喜んでくれて、今朝も連絡をくれました。(麻央の)体調は、そうですね。本当にすごく頑張っています」。

 また、自身の結婚についても話が及び、「30代に突入すると、仕事に結婚と悩むことも多くなる。本当に妹家族をみていて、家族っていいなと思うようになって、最近は『支える人が必要なんじゃないか』と言われていて、出会えればいいんですけど、今はそんな気持ちが全くないので。過去に結婚を感じた方はいたんですけどねえ。どうしちゃったんですかね。私の問題ですかね。そのへんも本に書いていますので、最後まで読んでください」とPRした。

 タイプの男性については「癒やし系の方。ホッとするような、話を聞いてくれる方がいいなと思います。海老蔵さんがものすごく筋肉が素晴らしくて。(裸を)見たんですよ。家に遊びにいった時に、Tシャツ脱がれていて、『うわおっ!』ってなって。初めて筋肉に対してすてきだなって思いました。いつか(相手を)紹介できる日が来ればいいですね。(料理の勉強は)これからやります。海老蔵さんに野菜スープの作り方を教わりたいと思います」と笑わせた。