市川海老蔵(39)が28日、東京・歌舞伎座「七月大歌舞伎」で2代目市川斎入(さいにゅう)を襲名する市川右之助(69)の会見に同席した。海老蔵は「父(市川団十郎)のもとで修業した、おじちゃんのような存在です」。

 同公演では中村獅童(44)が肺腺がんのため休演するが、海老蔵は「助っ人を呼ぶしかない。一族の中で僕より人気のある人と交渉中です」と話し、長男勸玄くん(4)の出演の可能性もあるという。

 最近、乳がんで入院中の妻小林麻央(34)に手作りスープを差し入れしたが、「日々闘っているから、栄養のあるものを食べてほしいと思った」と説明。現状については「一進一退だけど、弱音をはかず、未来を見据えて頑張っている。ここ数カ月の彼女を見ていると、心が強く、人はどうあるべきかを模索している。僕も支える側になって、今は病院と劇場、ジムに行くだけ。まじめに生きちゃって、大丈夫か海老蔵という感じです」と苦笑い。