大阪市内で17歳少女と飲酒し、不適切な関係を持ったとして無期限活動停止中の俳優小出恵介(33)から、大阪府警が、府青少年健全育成条例違反の疑いがあるとして、任意で事情を聴いたことが13日、捜査関係者への取材で分かった。府警は既に、少女や母親からも当時の状況を聞き取った。条例違反が確認できれば書類送検する方針。

 捜査関係者によると小出は5月、大阪市内で少女と知り合い、連れ回した疑いがある。同条例は、18歳未満の子どもを保護者の許可なく深夜に連れ回すことなどを禁じている。所属事務所は6月8日、無期限活動停止にすると発表していた。同10日に少女側との間に示談が成立している。小出が出演したドラマの配信の延期も発表されている。