女優有村架純(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(午前8時)の16日の平均視聴率が20・9%だったことが17日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は9日放送第110話の23・7%。

 同ドラマは東京五輪が開催された1964年から始まる物語。集団就職で茨城から上京するヒロインの青春を描く。有村の朝ドラ出演は、ヒロインの母の少女期を好演した13年度前期「あまちゃん」以来2度目。

 16日は、奥茨城では実(沢村一樹)が戻ってきて1カ月が経った。当時、実の捜索に協力してくれた綿引(竜星涼)が訪ねてくる。当時、実と一緒に働いていた労働者らに聞き込みをしていた綿引はその時聞いた実の話を伝える。自分がいなかった間のことが気になった実は美代子(木村佳乃)にその当時の状況を教えてほしいと頼む。自分が行方不明になっていた間の谷田部家の苦労を知り、涙を流す実だった。