先月13日、ロンドン市内で新作「ミッション:インポッシブル 6(仮題)」のスタントシーンを撮影中に足首にケガを負ったトム・クルーズ(55)が、順調に回復していることがわかった。

 現在、29日に公開となる新作「American Made (原題)」をPR中のクルーズは米情報番組「ExtraTV」のインタビューで、「順調だよ。回復を祈るメッセージをくれて、ありがとう。あと数週間で撮影を再開する予定なんだ」と語った。

 米メディアが公開したビデオには、身体に命綱をつけたクルーズが、建物から建物へと飛び移るシーンを撮影している最中、着地がうまくいかず、建物の壁に身体が激突した様子や、その後、片脚をひきずって歩いている姿が映っていた。

 製作スタジオのパラマウント・ピクチャーズは当時、「トム・クルーズがスタントシーンの撮影中に足首にケガをしたため、完全に回復するまで撮影を中止するが、2018年7月28日という公開予定日に変更はない」との声明を発表した。

 今年4月にパリ市内でクランクインした同作品だが、前作でもメガホンを取ったクリストファー・マッカリー監督が英エンパイア誌に明かしたところによると、アクション・シーンの撮影はほぼ終わっており、激闘シーンの撮影はあと一つを残すのみという。

 「ミッション:インポッシブル 6」にはヘンリー・カヴィル、アレック・ボールドウィン、レベッカ・ファーガソン、サイモン・ペッグらが出演している。(ニューヨーク=鹿目直子)