土屋太鳳(22)が18日、東京都多摩市で開催されたTAMA映画賞で最優秀新進女優賞を受賞し、授賞式に出席した。

 背中が大きく開いた黒のドレスで登場。受賞のあいさつ中、「デビューして必死に、その扉をこじ開ける中、温かい涙が心からあふれるような言葉、冷たく心をえぐるような言葉もありました。いつの間にかでこぼこな心に…」と話したところで涙があふれ、言葉に詰まった。

 会場から「頑張れ!」という声援が送られると、涙をこらえるように「いつの間にか、でこぼこな心になっていましたけど、受賞理由の言葉が『それでいいんだよ』と包み込んでくれるような、背中を押してくださるような言葉でした」とあいさつ、会場から大きな拍手が送られた。

 土屋は「トリガール!」「PとJK」「兄に愛されすぎて困ってます」などで披露した演技が評価されて受賞した。

 他に、最優秀男優賞を浅野忠信、池松壮亮、最優秀女優賞を満島ひかり、長沢まさみ、最優秀新進男優賞を間宮祥太朗、高杉真宙、最優秀新進女優賞を石橋静香が受賞した。