上白石萌音(19)千葉雄大(28)が19日、都内で映画「妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活」(12月16日公開)の公開アフレコに出席した。

 シリーズ最新作で、主人公ケータの時代から30年後の世界を描いている。登場する妖怪は普段の姿「ライトサイド」と戦闘形態「シャドウサイド」の2つを持つ。上白石はケータの娘であり、妖怪ウォッチの継承者で、13歳少女の天野ナツメ、千葉は心を闇にとらわれた孤独な13歳少年月波トウマの声を演じた。

 千葉は自分の“シャドウサイド”を「バラエティーで笑顔があざといと言われますが、それが僕のシャドウサイドですかね」と笑った。千葉に上白石は「今日初めて会いましたが、私には自然体に見えました。まだ私にはシャドウサイドは見えていません。これからちょっとずつ見えてくるのかも」と話すと、千葉は「ミステリアスで売っているので」とほほ笑んだ。

 同作は妖怪アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」とのコラボレーションも行われている。鬼太郎の声は野沢雅子が演じている。上白石は「ビックリしました。私が声を入れていた時にはまだ(鬼太郎の)声が入っていなかったので完成が楽しみです。同じ画面で一緒に出られるのが光栄です」。千葉も「野沢さんの声で感動しました。大人が見ても思い出して楽しめると思います」と話した。

 ジバニャンの声も変わった。ジバニャンは「30年間でいろいろあった」と渋めの声を披露。上白石は「今までのジバニャンの声を知っている人は驚くと思いますが、この渋い声で『俺様についてこい!』と言われたら、全幅の信頼をおいてしまいそうです」と笑った。