ハリソン・フォード(75)が米国時間の19日朝、高速道路で車両事故に遭った女性を助け、実生活でもスーパーヒーローを演じたとして話題になっている。

 米情報サイトTMZの報道によると、フォードはカリフォルニア州サンタポーラの高速道路を車で走行中だったが、フォードの前を運転走行中だった女性が車の操作を誤り、道路から土手へと車ごと転落。

 フォードはすぐさま停車し、他のドライバーたちとともに女性を助けに駆けつけたという。警察関係者によると、女性は無事に車から救出され、救急車で運ばれたが、軽傷ですんだらしい。

 フォードが人命救助を行ったのは今回が初めてではない。小型機およびヘリコプターの操縦免許を持つフォードは2000年、自らヘリコプターを操縦し、山で遭難したハイカーを救出。2001年にも、山で行方不明となったボーイスカウトの少年を発見するなど、捜索救助活動に貢献している。(ニューヨーク=鹿目直子)