松岡修造(50)が、8日放送のTBS系日曜劇場「陸王」(日曜午後9時)に出演し“チョイ悪顔”を見せたことで、放送後、ツイッターでトレンドワードに「松岡修造」が踊りだすなど、早くも話題が沸騰している。

 松岡は劇中で、米国に本社がある巨大アパレルメーカー「フェリックス」社長の御園丈治役を演じた。礼儀正しく真っすぐな熱い男の一方で、ビジネスでは冷静に分析ができる敏腕社長役だが、8話のラストでは役所広司(61)演じる老舗足袋業者「こはぜ屋」社長の宮沢紘一と対面し、買収について交渉するシーンが出てくる。

 その中で、「あなたとなら世界に通用するビジネスが出来ると信じている」と、松岡自身の素のように真っ直ぐ、熱く語りかけたものの、宮沢が「前向きに話を進めたいと思います」と握手して立ち去ると「あと一押しだな」と言い、口元に意味深な笑いを浮かべて8話は終わった。

 それを受けて、ツイッター上では「悪者なのか?」、「いい人だと思ったのに」、「だまさないで欲しい」と驚きの声が相次いだ。

 一方、実父の松岡功氏が映画会社東宝の社長を経て現在、会長を務めていることを引き合いに「社長役が似合う」という賛辞の声も散見された。

 またエンドロールにスーツ姿の松岡の背中が映った際、画面の下のテロップに出た衣装協力の中に、松岡がイメージキャラクターを務める紳士服メーカー「コナカ」の名前があったことを目ざとく見つけ「やはり」と指摘する声もあった。

 松岡にとって、テレビドラマにレギュラーとして出演するのは今回が初めてということで、インターネット上でも話題を呼んでいるようだ。一部には「松岡さんが出た途端、トレンドワードになった!!」と、松岡が終盤に差しかかった「陸王」を後押しする“救世主”と見る意見もあった。