女優藤吉久美子(56)の不倫報道に関連して、松本人志(54)が「ホテルでのことまで盗撮されているのは問題にならないのか」と疑問を投げかけた。

 17日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」で藤吉の一連の不倫報道を取り上げた。週刊文春は藤吉と相手のテレビプロデューサーの男性が地方でのイベント後に同じホテルに宿泊したこと、同じフロアに部屋をとっていたことなどを報じており、部屋を行き来する様子の写真まで掲載している。これに対し松本は「こうした撮影は、ホテル側も問題にならないのか」と、ホテルのセキュリティーの問題、ホテルが守るべきプライバシーの問題に発展する可能性があると指摘した。

 パネラーで国際政治学者の三浦瑠麗氏(37)もホテルのセキュリティー対策に関心があるとした上で、今年あったお笑い芸人宮迫博之(47)の不倫報道を引き合いに出し「都内の超最高級ホテル、それも一番新しい部類のホテルで宮迫さんも捕まったじゃないですか。そういうことを考えると、そろそろ違法ということを考えなくてはいけないんじゃないか」と行き過ぎた取材の違法性を考える時期に来ていると松本に同意する。

 弁護士の犬塚浩氏も「ほかのお客さんのプライバシー侵害になる可能性もある。不倫の問題はいけないこととはいえ基本的に夫婦の問題。大きな犯罪や政治的な問題のために取材行為が過激化していくというのはある程度理解できなくもないが、不倫を暴露するためにここまでしていいのかというのは今後議論すべき」と問題提起した。