欅坂46長浜ねる(19)が10日、地元の長崎市内で、ファースト写真集「ここから」(講談社)の発売記念イベントを開催した。3度の重版を経て15万部を突破。多数のメディアとファンが駆けつけた。

 イベント前の会見で、地元のテレビ局6社を含む10社以上のメディアが集まる中、質問に答えた。長崎でのソロイベントや会見は初めて。「このような機会があるなんて信じられなくて、すごくうれしいです。この映像や記事を友達とか家族とか、親戚の方とかたくさん見てくれるのかなと思うと、すごく恥ずかしいです」と照れ笑いした。

 15年に欅坂46加入後、上京した。今でも、地元長崎に思いをはせる日々だという。「たまに、どうしても海が見に行きたくなって、東京の海に行くことがあります。海が本当に大好きなので。でもやっぱり長崎の海が一番だと思います」と明かした。長崎での将来の夢を聞かれると、「今のお仕事をたくさん頑張った後なんですけど、ゆくゆくは地元に帰って、図書館で働きたいなと思っています。老後とかに。本が好きなので」と答えた。

 写真集は発行15万部を突破、売り上げも11・5万部を超えた大ヒットとなっている。「まったく実感がなくて、でもファンの方や手に取ってくださった方が、『長崎に行ったよ』『長崎に行きたいな』と話してくださるので、本当にうれしいです」と喜んだ。「手に取ってくださった方が頑張ってくださるパワーになったりとか、大切な一冊になったらいいなと思います」と話した。

 アイドルとしての今後の展望を聞かれると、「長崎出身であることがすごく誇りで、長崎出身だからこそ発信できることがあると思うので、微力ながらなのですが、活動を通して伝えていけたらと思います」と誓った。そして「九州や長崎でたくさんイベントやライブができるように頑張ります!」と意気込んだ。会見のラストは「この写真集を見て、一緒に、がんばらんば。…すみません」と、照れ笑いしながら地元の方言で締めくくった。