ももいろクローバーZの有安杏果(22)が、卒業を決意したのは「1年くらい前」と明かした。

 ももクロの5人は16日放送のフジテレビ系「めざましテレビ」に生出演。有安は21日のライブをもってグループを卒業することを生報告した。

 リーダーの百田夏菜子は「やっぱり最初は衝撃的すぎて、私たちもどこかで5人でずっとやっていけるという思いがあったので。4人のイメージというのがどうしてもつきづらいところもあるので、どうしていくのかなという不安もある」としたが、「しっかり話し合うことができたので、前向きな気持ちで送り出してあげられたらいいなと思う」と語った。

 昨年末に有安からメンバーに卒業の意思を告げる場が設けられたという。佐々木彩夏は「みんな黙りこくっちゃって……」とその場の雰囲気を明かし、自身が有安に対して「怒った」と一部で報じられていることについて「そんなに怒ってはないんですけど。めっちゃ『ふざけんなよ!』みたいに言ったわけじゃない」と笑いながら否定。玉井詩織は「先陣を切って話してくれてね。情けない年長組で……」と自虐をまじえて佐々木に感謝した。

 有安は卒業について「ずっと前から考えていた」という。「突発的に決められるそんなに簡単な話じゃないので、ほんとにたくさん悩んで考えて……」と振り返り、最終的に決断したのは「1年くらい前だったのかな」と明かした。

 最年長の高城れには「私たちも一番最初に聞いた時に戸惑ったように、杏果ファンもすごく戸惑いもあるしまだ受け入れられないっていう方もいると思う」とファンをおもんばかりつつ、「でもやっぱり5人でやってきたことは形として残ってるし、今までもどんな困難もモノノフさんと乗り越えて来たっていうのもあるので、今回のこういった機会も、ピンチでもあるけどチャンスでもあると思うので、結束して前を向いて頑張りたい」と語った。