4月2日にスタートするNHK連続テレビ小説「半分、青い。」のスタジオ取材会が18日、東京・渋谷の同局で行われた。ヒロインの鈴愛(すずめ)役を演じる女優永野芽郁(18)について、幼なじみを演じる俳優佐藤健(28)は「この朝ドラで大ブレークして大スターになる。期待してもらって大丈夫」と太鼓判を押した。

 佐藤は「台本が面白い。読むと鈴愛というキャラクターが大好きになる。極論を言えば、誰が演じてもブレークするキャラクターですが、それが永野さんにぴったり。あて書きかと思うくらいシンクロ率100%。永野さんは堂々としていておじけづかず、自分をしっかり持って自分のペースでやっている。大物なんですよ」と一気に語り「熱弁!」と笑顔で語った。

 絶賛を受けた永野は「何言ってんだ」と照れて大笑いしながら「スターから『スターになれる』と言われたので、スターになれるように頑張ります」。佐藤の人柄について「このまんま」と語り「すごいまっすぐな目で見つめてくれるので、自然に言葉が出る。引っ張ってくれる」と話した。

 作品は“恋愛ドラマの神様”として「ロングバケーション」「あすなろ白書」など数々のヒット作を持つ脚本家北川悦吏子氏のオリジナル。高度経済成長期から現代までを舞台に、左耳が不自由なヒロインがさまざまな失敗を乗り越えて人生を切り開く物語を描く。