音楽プロデューサー小室哲哉(59)の引退発表で沸き上がった不倫疑惑報道の是非に関する議論に、ドジャースからフリーエージェントになったダルビッシュ有投手(31)も声をあげた。

 小室は19日、都内で記者会見を開き、「僕なりの騒動のケジメとして引退を決意しました」と引退を表明した。多くのファンから悲鳴があがるとともに、小室が引退を決意する引き金となった文春に対する批判も噴出した。

 一方で文春側は、21日放送のTBS系「サンデー・ジャポン」に記者がVTR出演し、「率直には引退は残念」「本意ではない結果になった」とコメントした。

 ダルビッシュは22日、ツイッターを更新。文春記者のコメントに「他人のプライベートほじくりまわして『本意ではない結果』って本当に頭大丈夫なのでしょうか?」と皮肉たっぷりに疑問を投げかけた。

 自身も過去にスキャンダルを報じられたことがあり、「週刊誌がやっていることの8割は『人のアラを探してみんなに伝える』ことだと思います」とチクリ。著名人がスキャンダルによって活動自粛することなどについて「不倫は夫婦間の問題ですから他人は関係ないでしょう。それを無関係なのに騒ぐバカな人達が多いからそうせざるを得ないだけの話です」と私見を述べた。