大竹まこと(68)が、大麻取締法違反(所持)容疑で会社員の長女(28)が逮捕され、謝罪会見を開いてから一夜明けた2日、MCを務める文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ ! 」(月~金曜午後1時)に出演し、番組の継続を宣言した。

 大竹は冒頭で「ちょっと真面目な話ですけども、故あって今日からも放送を続けるようになりました。文化放送の方から、休まずに続けていただきたいとのお話をいただきました。スポンサーの方にもご理解いただけて、感謝しております」と、関係各位から継続の了承を得たことを明らかにした。

 その上で「何よりも、リスナーの方からたくさんのメール、ファクス、ツイッター…まるで『ゴールデンラジオ ! 』の、青天井の時のように、何か抽せんでもしなくてはいけないんじゃないかというくらい、たくさん励ましのお便りをいただきました。ちょっと多すぎるんで…全部読まさせていただきます」とリスナーに感謝した。

 ガダルカナル・タカや東国原英夫元宮崎県知事ら、芸能関係者から励ましのメールが来たほか、評論家の荻上チキ氏も1日夜、MCを務めるTBSラジオ「荻上チキ・Session-22」の中で今回の件について冷静な見解を語ったのを聴いたという。

 大竹 業界の方からもですね、友達が少ないと思っていたんですけどね…意外といましたね。いろいろな方から励まし…叱咤(しった)もあったかな。ありがたいなと思っております。また夜の番組でも、触れていただきました。チキさんの番組では、私ということではなしに「親と子の関係はどうしたらいいか、これからは、いろいろな考え方があるんじゃないか」と冷静に分析いただいて、なるほどと思いました。馬鹿なメール、ガダルカナル・タカとか、そのまんま東とか…訳の分からないのがたくさん、届いております。

 芸能関係者からのメールで1番、訳が分からなかったのは、高田純次からのものだと明かした。「『大竹、俺も大変なんだよ』という…訳が分からない。俺は知らないよ、お前が大変かは。俺の方が大変なんだと思うんですよ」と言い、控えめに笑った。

 大竹は「とにかく、私の使命は明るく、楽しく、バカらしい放送を皆さんに、これからも聴いていただきたいと思います。事件の経過などいろいろありますが、これは全て警察にお任せしたいと思っております。以上、大竹まことでした」と、番組のスタンスを変えず、続けていく決意を口にした。