演歌歌手氷川きよし(40)が18日、東京・NHKホールで行われた「長良グループ 演歌まつり 2018」東京公演に出演した。

 平昌冬季五輪(ピョンチャンオリンピック)フィギュアスケート男子で金メダルを獲得した羽生結弦(23)の演技について、「羽生選手はすごく努力されて。すごいことですよね。ドラマチックで、熱いものがこみ上げてきました。涙が出ました」と話した。すると、山川豊(59)から「(羽生に)似てるよね」と言われ、水森かおり(44)からも「私もそう思った!」と同調された。

 氷川は「え?」と戸惑ったが、山川から「雰囲気とか、対応も似ているよ」と指摘された。「いやいや、とんでもないです。羽生選手のファンにバッシングされちゃいます。とんでもないですよ!」と恐縮した。さらに「あんなに手足も長くないですし」と付け加えると、出演者たちは一瞬、沈黙。少し間を空けた後、水森から「いやいや、抜群!」とフォローされ、笑いを誘っていた。

 氷川は、先月発売した新曲「勝負の花道」が、オリコン週間シングルランキングで4位となり、シングル30作連続のオリコン週間ランキングトップ10入りを達成。自らが持つ演歌・歌謡アーティスト部門の歴代1位記録を更新した。司会の西寄ひがしから「まさに演歌界の金メダルですよ」と五輪にちなんで絶賛されると、「いやいや、本当にありがたいです」と再び恐縮していた。

 また元AKB48の演歌歌手岩佐美咲(23)も羽生の金メダルを祝福した。「羽生選手は同い年ですし、以前から見ていて、応援したいなと思っていました。ああやって活躍されて、本当にすごいなと思います」。