インスタグラムで13万人のフォロワーを持つ米ロサンゼルス在住の日本人とドイツ人のハーフ美少年、翔(11)が、日本の芸能界でデビューすることが19日、分かった。

 31日に神奈川・横浜アリーナで開催される「マイナビ presents 第26回東京ガールズコレクション2018」に、キッズモデルとして初舞台を踏む。

 1年4カ月前に、母親がインスタグラムを開設して、「#ハーフ男子」「#小学生男子」とのハッシュタグをつけて、息子のAlex翔君の日常写真をアップすると、あっという間にフォロワーがついて話題になった。

 昨年の段階で、日本の芸能事務所の10社以上から、スカウトで声をかけられた。多数のファッション誌からも「モデルになりませんか」と、依頼が殺到していた。そんな中、女優松嶋菜々子(44)の所属事務所セブンスアヴェニューの社長が米国に飛び、本人と家族と対面。その熱意にマネジメント契約を決心した。

 既にテレビ出演はしている。昨年末に放送された日本テレビ系「今夜くらべてみました」で、女優桐谷美玲(28)が「休日の癒やしに、翔君のインスタグラムを見ています」と公言。番組内で写真が紹介されていた。芸能界と美少年好きのインスタグラマーの間では、有名な男の子だった。

 セブンスアヴェニューは、事務所設立から20年間、女優を専門にマネジメントを続けてきた。現在も松嶋や伊藤歩(37)、藤沢恵麻(35)が所属する。今月になって元人気子役の嘉島陸(19)が、事務所初の男優としてマネジメント契約したことが明らかになった。これで、一気に若いイケメン2人が所属することになる。

 翔は「たくさんの人に応援してもらえてビックリしています。日本には、おじいちゃん、おばあちゃんも住んでいて大好きなので行けるのが楽しみです。もっとたくさんの人に名前を覚えてもらえるように頑張ります」と意気込んでいる。