欅坂46の関連グループ、けやき坂46(読み=ひらがなけやき)が出演する舞台「あゆみ」(4月20日初日、アイア2・5シアタートーキョー)の上演が24日、決まった。舞台初挑戦となる。また、初の単独アルバム(タイトル未定)の発売日が5月23日に決定。4月から冠番組の放送も控え、勢いに乗っている。

 「あゆみ」は、劇作家柴幸男氏の代表作。目には見えない時間の道を歩く「あゆみ」という女性の人生の物語を描く。今回はメンバー20人が10人ずつ「ハーモニカ」と「カスタネット」の2チームに分かれ、公演によってチームごとに出演するダブルキャストとなる。佐々木久美(22)は「長いせりふをちゃんと覚えるのも初めて。成長できるのは間違いないので、頑張ります」と意気込んだ。

 4月からはテレビ東京系「ひらがな推し」(日曜深夜1時5分)と日本テレビ「KEYABINGO!4 ひらがなけやきって何?」(月曜深夜1時29分)の2本の冠番組もスタート。既に連日「あゆみ」の舞台稽古に臨んでおり、アルバムの制作も控えるなど、多忙な日々が始まっている。

 昨年8月に加入した2期生の渡辺美穂(18)は「毎日、すごくたくさんのことをやらせていただいて、ありがたく思っています!」と話した。佐々木は「楽しく充実した毎日でありがたいです。私たちにとって飛躍の年にしていきたいです」と意気込んだ。

 ◆けやき坂46 15年11月、特例で欅坂46に加入した長浜ねるが、けやき坂46として活動開始。16年5月に1期生11人が加入した。昨年8月に2期生9人が加入、同9月に長浜が欅坂46専任となり、現在20人組。これまでは主に欅坂46シングルのカップリング曲を歌っていた。欅坂46と合同で歌う曲もある。今年1月には東京・日本武道館で単独コンサートを開催し、3日間で3万人を動員した。