20年のNHK大河ドラマが、俳優長谷川博己(41)主演の「麒麟がくる」に決まり19日、東京・渋谷の同局でお披露目された。戦国武将明智光秀の生涯を描く。長谷川の大河出演は13年「八重の桜」以来。

 光秀は「主君織田信長を討ち滅ぼした謀反人」「三日天下」など、一般的には好印象という人物ではなく、出自においても謎が多い。本能寺の変に至った動機も諸説あるなど、未知の部分の多い人物だ。信長を討ち滅ぼした本能寺の変に至る経緯や、妻煕子(ひろこ)のほかに側室をおかなかった愛妻家としての一面など、どのように描かれるか注目される。