女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)23日放送第19話の平均視聴率は19・3%(関東地区)だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高視聴率は初回放送の21・8%。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、鈴愛(永野芽郁)が小林という男子生徒と初めてのデートの日を迎えた。律(佐藤健)からは「あまりしゃべんな。かわいく、おとなしい方がいい」とのアドバイスを受ける。そのデートでは鈴愛は「左の耳が聞こえない」と明かすと、男子生徒は鈴愛を「僕が守ります。左耳になります」と語る。しかし、2人の会話が続かず、鈴愛は再び律にアドバイスを求めた。今度は「しゃべれ」と指示され、2人は知り合うきっかけとなったカセットテープの中身について話す。内容は落語で話が弾み出す。しかし、デートはうまくいくように見えたが、拷問の図解を描き詳しく説明したり、レストランで付け耳を付けたり、金沢監獄で大はしゃぎ、男子生徒の鈴愛へのイメージが崩壊。律からは振られていると宣告された。一方、ふくろう商店街はサンバルックの値段を巡り、一騒動起こる、という内容だった。