乃木坂46斎藤ちはる(21)と相楽伊織(20)が、静岡・富士市文化会館ロゼシアターで行われた乃木坂46「アンダーライブ全国ツアー2018~中部シリーズ~」の千秋楽で、グループからの卒業を発表した。

 アンコールの「乃木坂の詩」を披露し終えると、斎藤と相楽がステージ中央に立った。まず斎藤が「私、斎藤ちはるは、乃木坂46を卒業させていただきます」と震える声で伝えた。ファンやメンバー、スタッフへの感謝を口にし、「7年半で、すばらしい人たちに出会えたことが、私にって最高の財産だと思っています。7年半文句も言わず、朝起こしてくれたり、愚痴を聞いてくれたりした両親や家族に感謝を伝えたいです」と涙ながらに話した。

 続いて相楽が、現在発売中の20枚目シングル「シンクロニシティ」の活動をもってグループから卒業することを発表した。「二十歳になったんですが、あらためて将来を考えた時に、まだやっていないこと、これからやりたいこと、乃木坂46を離れていちからまたやりたいと思ったことがありました」と明かし、涙を流した。ファンやメンバー、スタッフへの感謝を伝えた上で、「これからも芸能界で活動したいと思っているので、いつか皆さんとまたお会いできることがあるかもしれません。最後まで、乃木坂46の相楽伊織の応援、よろしくお願いいたします」とあいさつした。

 斎藤は11年8月加入の1期生。14年10月発売のシングル「何度目の青空か?」で選抜入りした。昨年7月にはTBS系「世界ふしぎ発見!」でミステリーハンターに初挑戦するなど活躍している。父伸明氏はXリーグ2部で活躍するアメリカンフットボールの現役選手だ。

 相楽は13年3月、乃木坂46の2期生オーディションに合格したが、学業のため約1年間休業。15年3月発売のシングル「命は美しい」で選抜入りした。秋元真夏(24)率いるグループ内ユニット「真夏さんリスペクト軍団」に所属している。