第71回カンヌ映画祭で最高賞パルムドールを受賞した、是枝裕和監督の著書や過去作も注目されている。

 2年前に発売され、是枝監督がドキュメンタリーや映画について振り返った著書「映画を撮りながら考えたこと」を出版するミシマ社は、同著を2000部増刷する。パルムドール受賞で書店からの注文が殺到、担当者は「社内も受賞で沸いており、喜んでいる」。宝島社は「そして父になる」を小説化した文庫本の重版を決めた。柳楽優弥が主演した「誰も知らない」など、初期7作品のブルーレイを25日に発売するバンダイナムコアーツ関係者は「多くの方に注目いただいて、数多くのお問い合わせをいただいております」と喜んだ。