海外サッカー通で、アルゼンチンFWメッシ(30)の熱狂的なファンとして知られる小柳ルミ子(65)が22日早朝にブログを更新し、サッカー・ワールドカップ(W杯)1次リーグで、優勝候補でもあるアルゼンチンがクロアチアに0-3で大敗したことを嘆いた。

 まず「信じられない。信じられる訳ないよ、あんな不用意なミス。GKカバジェロのミス。目を疑う様なミス。悪夢だよあんなミスは」と、バックパスを受けたミスキックでクロアチアの先制点を演出してしまったアルゼンチンGKを名指しで責めた。さらに「チェルシーで使われない筈(はず)だ。あんな素人みたいなミスするGKじゃ信頼できない。選手じゃない私でさえ、口から心臓が飛び出しそうな位ムカついた。選手達の心中を察すると身体が震える。だけど…ミスをする人って何回も何十回も同じミスをするんだなぁ」と感情的な言葉を交えて失点を嘆いた。

 また批判の矛先は指揮官やDF陣にも向けた。「サンパオリ監督の戦術も理解に苦しむ。何故ディマリアを使わなかったのか。ディバラの投入も遅いし、守備陣も悪いし」と指摘。「メッシにまでボールが渡せないんじゃ。さすがメッシでも仕事できない」と嘆き続けた。

 アルゼンチンの決勝トーナメント進出がきわめて難しい状況となったことについて「クロアチアの守りが良かったとは言え、挽回出来ないのが、今のアルゼンチンの弱さと現実を受け入れるしかない。全てはカバジェロの信じられないミス。あれで終わった。今大会のアルゼンチンは終わった。4年待ちに待って終わりがこれでは泣くしかない」と残念がった。

 それでもひいきのメッシに対する思いは強く、「3試合目ナイジェリア戦では、メッシのゴールが見たい。悲しくて眠れそうにないよ。メッシが、あんなに感情をあらわにするのを初めて見た」とつづり、「今大会のワールドカップは今日で終わった」と落ち込む気持ちを言葉にしてブログを締めくくっている。