かつてグラビアアイドルとして活躍し、現在は舞台女優としてなど活動する杏さゆり(34)が、グラドル時代の撮影で大物カメラマンから受けたセクハラを暴露した。

 杏は19日深夜放送のテレビ東京系「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」に出演。グラドルとして活躍していた当時を振り返った。

 人気絶頂のころ、ある大物カメラマンから撮影のオファーを受けたという。「そのカメラマンさんは脱がすことで有名な方だったので、私は脱ぎたくなかったんで『私は脱ぎませんよ』って言ってたんですけど、打ち合わせに行った時に今まで撮ってきたDVDや写真集を見せられて説得にかかってきたんですけど、『私はそれをやらなくても大丈夫。脱ぎません』って言ってたら怒っちゃって…」と説明。1度は撮影がなくなりかけたが、スタッフの尽力で仕切り直しとなり、着衣で撮影が行われることになったという。

 しかし撮影当日、用意されていた衣装が全てほぼ裸同然のシースルー。「ちょっと信用してなかったんで、自分で大きいヌーブラと競泳用ではくようなベージュのパンツを持って行ってた」と警戒していたという杏は、衣装の下に持参した下着をつけて撮影に臨んだが「『はい、おいで』って呼ばれて2人きりになって撮影が始まるわけですよ、誰も入れないようにドアも全部閉めて。そこからワンピースの背中のチャックをおろされて、今度は肩のところを下ろされて。そこぐらいまでは全然良いんですけど、どんどんおろしてくるんですよ」とエスカレートするカメラマンに抵抗し続けたという。

 すると「あっちも怒ってきて、『もうこれ脱いで』」と下着を取るように要求され、限界を感じた杏は「『泣いて、顔腫らしてて撮影できないようにしちゃおう』と思って、泣きじゃくって」ととっさに浮かんだ手段を明かし、結局その撮影はなくなったと語った。