韓国の6人組男性グループ超新星が18日、都内でファンミーティングを行い、超新星の英語表記である「SUPERNOVA(スーパーノバ)」に改名したと発表した。

 今月末までの契約期間が残っているソンモ(31)以外の5人が韓国事務所との契約を5月末で満了。今後は、事務所を離れ、自分らで立ち上げた新事務所「SV ENT」を窓口にして、日本での活動を行っていく。リーダーのユナク(35)は「残念ですが『超新星』の名前を使えなくなって、前のグループ名と一番似ているものにした。英語と日本語の違いはあるけれど意味は一緒です」と説明した。

 イベントの終盤には、この日のステージにソンモがいないことを「『6人で戻ってきます』と約束をしたのに守れなかったことがすごく悔しい」と涙ながらに約8000人のファンに謝罪。今後、ソンモがグループに戻ってこない可能性があることも正直に明かした。「でも、どんな選択をしてもソンモを応援していく」。

 「スーパーノバ」として初の全国ツアーを9月に行い、年内に新曲を発売することも発表した。だが、ツアーにはソンモが参加しないことも示唆。会場から「えーっ」と落胆の声が漏れる中で、「心配をかけて申し訳ない。みんなをガッカリさせないように、リーダーとして責任を持って頑張っていく」と前を向いた。ファンに思いを打ち明けたことで「心の大切な荷物が皆さんに会えて、半分になった」と感謝の言葉も口にした。

 07年に韓国でデビューし、09年に日本での活動をスタートした。11年から順次、メンバーが兵役に就いて、今年4月までに6人とも除隊。今回、4年ぶりに「完全体の超新星」として6人で復活をするはずだったが、波乱含みの復活劇になってしまった。