阿部寛(54)主演のTBS系ドラマ「下町ロケット」(日曜午後9時)の第2話が21日に放送され平均視聴率が12・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが22日、分かった。第1話は13・9%だった。

作家池井戸潤氏の人気小説「下町ロケット ゴースト」と「下町ロケット ヤタガラス」が原作。15年放送の前作は平均視聴率が18・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。同年放送のドラマで1位となった。

天才エンジニア”役として出演しているイモトアヤコ(32)の熱演が話題になっている。“芸能人見知り”というイモトは下町ロケットの撮影現場について「安田顕さんが、優しくて、話しかけてくれるので、その場にすっと入っていけます」。また、「珍獣ハンター」のロケとの違いについて「脳が活発に動いている感覚があります。セリフを覚えていう疲労感、なれない現場にいるという、別の疲れがありますね。結構、毎日、ふぅーってなります」と、明かす。

第2話の内容は、殿村(立川談春)の実家へ行き、「トランスミッション開発」という新たな夢を持った佃(阿部寛)。ギアゴーストのコンペで大森バルブに勝利するなど順調そうな佃製作所であったが、ギアゴーストがライバル企業のケーマシナリーから特許侵害の指摘を受け、コンペの話が白紙になろうとしていた。

特許侵害を指摘したケーマシナリーに話を持ち掛けたのは、佃製作所とも因縁のある弁護士・中川京一(池畑慎之介)だった。

そこで、佃(阿部寛)は自社の顧問弁護士である神谷修一(恵俊彰)に相談すると、予想外な答えが返ってきた。ギアゴーストに全面協力することにした佃製作所だったが、度重なるトラブルに難航し、社内は不穏な空気に。特許侵害訴訟からギアゴーストは逃れることができるのか。新たな挑戦に向け、佃たちは歩きだす。