大みそかに行われる「第69回NHK紅白歌合戦」の出場歌手が14日、同局で発表された。

渋谷義人チーフ・プロデューサーの会見では、起用理由や企画の概要について質問が相次いだが「今年の活躍、世論の支持、番組の企画・演出の3点で選考した」と繰り返し、ほぼ“無回答”の内容で取材陣を困惑させた。

世界的にブレイクしたK-POPグループ、BTS(防弾少年団)が出場しない理由について「今年の活躍、世論の支持、番組の企画・演出の3点で選考した」。今年の活躍という点では最もふさわしいのではとの指摘にも、同じ回答を繰り返した。メンバー山口達也の不祥事があったTOKIOの落選についても「個別に何かあってではなく、3点からの判断」とした。

何に関する質問にも「3点セット」を読み上げ、取材陣も困惑と苦笑い。「Lemon」が大ヒットした米津玄師、朝ドラ「まんぷく」の主題歌を歌うDREAMS COME TRUEの出演の可能性についての質問もあったが「具体名ではなく、今後、視聴者からのご要望が多いアーティストに関しては出演依頼することはある」「制作過程のことはちょっと」と繰り返した。