日本テレビ大久保好男社長が15日、都内で、会長を務める一般社団法人日本民間放送連盟(民放連)の会長会見に出席し、“やらせ疑惑”が報じられている同局「世界の果てまでイッテQ!」(日曜午後7時58分)の「祭り企画」について話した。

同件に関しての質問がでると、「この話に答えるつもりでいます。民放連会長としてと日本テレビ社長としていったりきたりは好ましくないので、ここからは日本テレビの社長として会見にしたい」と話し、冒頭「イッテQの祭り企画について、疑念ご心配をかける事態となりました。大変申し訳なく思っています。視聴者のみなさん、出演者のみなさん、現地でご協力いただいたみなさん、多くの関係者のみなさんにおわび申し上げます」と頭を下げた。

大久保社長は、「番組制作陣にやらせという意識はなかった」とし、同謝罪が「一連の報道で、祭り企画としては無理があるものまで扱い、視聴者から疑念が出ているなど関係各所に対する謝罪です」と説明した。

また、祭り企画については「真摯(しんし)に受け止め、視聴者のみなさまに自信をもっと届けられるまで当面休止します」と宣言した。