作家の乙武洋匡氏(42)が、18日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(午前10時)のスタジオで義足を初披露する。そして、「(コメンテーターの)松本(人志)さんと肩を組みたい」という願いをかなえた。乙武氏は13日に更新したインスタグラムに義足を装着して立っている写真をアップして反響を呼んでいた。

「ワイドナ-」では、乙武氏が幼少期以来およそ40年ぶりに義足に再チャレンジする様子を、初めてVTRで紹介。膝上から義足となるため、膝の部分にはモーターがついているという特殊なもので、1年以上におよぶトレーニングを積んだという。

VTRでは乙武氏がバランスを取りながら義足の長さを少しずつ伸ばしていく様や、最終的にはそれが片足10キロという重さとなることが明かされる。そして何にもつかまらなくても1歩1歩確実に歩いた様子までおさめられている。スタジオの松本人志(55)やMCの東野幸治(51)も「すごいこと」と感激の声をあげた。

乙武氏は「松本さんと肩を組みたかった」と依頼。マネジャーに手伝ってもらいながら、義足をつけ、立ち上がろうとする時に一瞬バランスを崩して転びそうになりましたが、無事に仁王立ち姿をスタジオで披露。スタジオ中が「無理せずに」と心配する中、1歩踏み出すことに成功、松本の「ワイドナショーらしくないけど感動した」と熱いコメントも飛び出した。最後は念願の松本との肩組みを実現させた。