NHK大河ドラマ「西郷どん」(日曜午後8時)の最終回が16日に放送され、関東地区の平均視聴率が13・8%(関西地区15・2%)だったことが17日、ビデオリサーチの調べで分かった。初回から最終回まで全47話の期間平均視聴率は関東地区で12・7%(関西地区15・8%)だった。

これまでの関東地区の期間平均視聴率の最低は12年「平清盛」と15年「花燃ゆ」が記録した12・0%。昨年の「おんな城主直虎」は12・8%だった。「西郷どん」の12・7%は「おんな城主直虎」を下回り、ワースト3位の記録。また、00年以降の最高は08年「篤姫」で、24・5%を記録している。

主演の鈴木亮平は最終回の放送前、NHKを通じて「すごく温かく明るい回になっています。鹿児島の城山で、西郷さん、そして最後のラストサムライたちが、この国にどういう思いを託して散っていったのか。そして、彼らの死を通して皆さんが、それぞれの人生をどのように生きていくのかについても考えさせられる回」とPRしていた。

ビデオリサーチによる00年以降の期間平均視聴率は以下の数字となっている。

00年「葵徳川三代」18・5%。

01年「北条時宗」18・5%。

02年「利家とまつ~加賀百万石物語」22・1%。

03年「武蔵 MUSASHI」16・7%。

04年「新選組!」17・4%。

05年「義経」19・5%。

06年「功名が辻」20・9%。

07年「風林火山」18・7%。

08年「篤姫」24・5%。

09年「天地人」21・2%。

10年「龍馬伝」18・7%。

11年「江~姫たちの戦国」17・7%。

12年「平清盛」12・0%。

13年「八重の桜」14・6%。

14年「軍師官兵衛」15・8%。

15年「花燃ゆ」12・0%。

16年「真田丸」16・6%。

17年「おんな城主直虎」12・8%。