12日に心不全のために亡くなった女優市原悦子さん(享年82)の通夜が17日午後6時から、東京・青山葬儀所で営まれる。

祭壇は森をイメージしている。遺影の市原さんは優しい笑みを見せている。草花に囲まれて見えないが、市原さんが眠るひつぎも淡いグリーンという。関係者は「森の中で眠っているようなイメージ。緑は本人がお好きだった。祭壇はすべて市原さんの意向です」と説明した。夫塩見哲氏の葬儀も、緑に囲まれた祭壇だったという。

ひつぎには、台本を読む時に使っていためがね、手鏡など、身の回りの品々が収められた。18日、写真集4冊、書籍4冊を収められる予定。

この日の通夜では、ゴダイゴのミッキー吉野が弔辞を読む。市原さんとは20年来の親交があり、亡くなる直前にも市原さんを見舞っている。

葬儀は18日午前11時から同所で営まれる。無宗教式のため、戒名はない。