日向坂46のセンター、小坂菜緒(16)が3日、東京・渋谷マークシティで行われた警視庁の痴漢被害防止キャンペーンイベントにスペシャルゲストとして出席した。

同イベントは京王線渋谷駅の改札前広場で行われたが、大勢のファンや通行人が集まり、イベント開始時には司会者のマイクをつなぐケーブルがコンセントから抜けてしまうハプニングも。日向坂46の制服姿の小坂が登場すると、「こさかな~」「なおちゃーん!」などと、大歓声を浴びた。

イベントでは、司会者と痴漢防止に関するトークを行い、護身術のデモンストレーションを見守った。スペシャルゲストとして、「痴漢被害なくします宣言」を読み上げ、「私たちは、電車内での痴漢行為を許しません」などと力強く宣言した。

今年3月発売のデビューシングル「キュン」は発売初週47・6万枚(オリコン調べ)を売り上げ、女性アーティストのファーストシングルとしての歴代記録を更新した。同曲でセンターを務めており、「ポニーテールの女性に一目ぼれしちゃった男の人の、キュンキュンするストーリーになっています」と説明。サビで見せる「キュンキュンダンス」について、「すごくキャッチーな振り付けになっていて、多くの方々にまねしていただいたりとかして、うれしいです。ぜひ覚えてください」と笑顔を見せた。

また、セカンドシングル「ドレミソラシド」(7月17日発売)について「いい作品になると思うので、楽しみにしていてください」とアピールした。

この日、今年秋公開予定の映画「恐怖人形」(宮岡太郎監督)に主演することを発表していた。「ジャパニーズホラー映画で、アクションにも初挑戦しました。すごく不安だったんですけど、監督はじめキャストの皆さんにも助けていただき、楽しく撮影することができました」と振り返った。今後演じてみたい役どころを聞かれ、「明るい、すごくしゃべるような役をやってみたいなと思います」と答えた。

「恐怖人形」は、過去の怨念に引き寄せられた日本人形が巨大化し、次々と残虐な殺人を繰り返していくというオカルト・サイコサスペンスのオリジナル作品。小坂が演じる女子大生は、萩原利久(はぎわら・りく=20)演じる幼なじみとともに怪しいパーティーに参加し、事件に巻き込まれていく。