三上博史14年ぶり映画主演 ラブホ舞台の警察官役

映画「LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯て」で14年ぶりに映画主演をする三上博史

俳優三上博史(年齢非公表)が、来年1月公開の映画「LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯て」で、14年ぶりに映画主演することが3日、分かった。

ラブホテルが舞台のワンシチュエーション作品で、今年大ヒットした「カメラを止めるな!」のように、物語に張り巡らされた数々の伏線が、ラストで一気に結実するという刺激的な内容だ。

関係者は「三上さん演じる警察官が、ラブホテル内に固定カメラを設置すると、そこには男女のいろんな姿が映り込んでいて、しかも、登場人物は全員が悪者という物語です。全シーンが見逃せない、何度も見直したくなる作品になります」と話した。26年前のドラマ「あなただけ見えない」での女性を含む三重人格者など、数々の不気味な役柄を怪演してきた三上が、その群像劇の中心に立つ。

同作は、大ヒット映画「花より男子F」(08年)の脚本家で、「くちづけ」(13年)や今月26日公開の「あいあい傘」を監督した、宅間孝行(48)が、脚本を執筆し、メガホンを握る。三上は「まだ編集を終えた初号(1回目の試写)を見ていないのでコメントできない」としたが、まさに作品にこだわったあかし。宅間監督は「トンがってる日本映画あるじゃねえか。日本人にも、ほかの国の人たちにもそう言わせたい。この映画はそんな思いの結晶です。優しい気持ちになれる作品を作ってきた自分の、そんな新作を期待していた方々はすいません。この映画の登場人物は、全員クソ野郎です」と、不敵な笑みでコメントした。新年早々から、過激でショッキングな映画が公開される。